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【塩害塗装】塩害に強い外壁塗装とは?地域別の対策と塗料の選び方 | 山口エリア外壁塗装会社ガイド

外壁塗装の基礎知識

【塩害塗装】塩害に強い外壁塗装とは?地域別の対策と塗料の選び方

公開:2025.02.24 更新:2025.03.03

【塩害塗装】塩害に強い外壁塗装とは?地域別の対策と塗料の選び方
画像出典:photo AC

海沿いの家は塩害により金属部分の腐食やコンクリートのひび割れ、外壁の劣化が進行します。早期の点検と塩害に強い塗料を使った外壁塗装が重要です。下関市などの塩害リスク地域では、専門業者による適切な施工が求められます。

海が近い方は注意!塩害は住まいにも影響が及ぶことも

塩害対策
引用元:photoAC

塩害による建材の劣化は金属部分やコンクリート、壁や塗装などに深刻な影響を与えます。早期の点検と対策が重要です。

◇金属部分の腐食  

塩害の影響を最も受けやすいのは、金属が使用されている部分です。例えば、金属屋根や雨戸、戸袋、窓サッシ、屋根の棟板金などが挙げられます。近年では樹脂製の建材が増えてきたものの、依然として多くの場所に金属が使われています。特に屋根や外壁が金属製の場合、塩害による劣化が進みやすい傾向があります。

サビは美観を損ねるだけでなく、腐食によって建材の強度が低下する原因にもなります。サビの発生は単なる経年劣化にとどまらず、塩害によるものと考えられる場合も多いため、早期の点検や対策が必要です。

◇コンクリートの劣化  

コンクリート造の住宅は内部に鉄筋が組み込まれており、塩害の影響を受けやすいです。塩分がコンクリートに浸透すると、鉄筋が錆びて膨張し、ひび割れや剥がれを引き起こします。通常、鉄筋はアルカリ性の膜で保護されていますが、塩分濃度が高くなるとこの膜が破壊され、腐食が進行します。

もし、コンクリートにひび割れや剥がれが見られる場合は、鉄筋までダメージが及んでいる可能性があるため、早期の対策が必要です。

◇壁や塗装の劣化  

塩害は風にさらされやすく、雨が当たりにくい場所で発生しやすくなります。潮風で運ばれた塩分が壁に付着し、雨で洗い流されずに蓄積・滞留するためです。特に屋外の壁は、塩害の影響を受けやすい部分です。

また、海辺から5km以上離れていても塩害が発生する可能性があるため、距離に関係なく注意が必要です。塩分の影響を軽減するためには、定期的な点検と適切な塗装のメンテナンスが重要です。

塩害対策が必要な地域と外壁塗装時の注意点

塩害対策
引用元:photoAC

下関市は塩害リスクが高い地域であり、外壁塗装での対策が重要です。適切な塗料選びや業者選定が効果的な対策になります。

◇塩害対策が必要な地域  

下関市は三方を海に囲まれており、塩害の影響を強く受ける地域の一つです。国土交通省・土木研究所が発行した「飛来塩分量全国調査」によると、瀬戸内海沿岸の海岸から1km以内の地域は、塩害リスクが高いとされています。下関市も例外ではなく、広範囲にわたって塩害が発生しやすいエリアといえるでしょう。

◇外壁塗装による塩害対策のポイント  

ここでは、外壁塗装を行う際のポイントをご紹介します。

・外壁の状態を確認してもらう  

自宅に最適な塗料を選ぶためには、まず外壁業者に依頼し、塩害の影響を確認してもらいましょう。被害の状況によって、外壁塗装のみで対応できるのか、それとも張り替えなどの大規模な補修が必要なのかが判断できます。また、業者選びの際は、複数の業者に相談するのがおすすめです。これにより、自宅の外壁塗装にかかる費用の相場を把握しやすくなり、より適切な業者選びが可能になります。

・フッ素塗料や変性無機塗料を選ぶ  

塩害に強い塗料として、「フッ素塗料」と「変性無機塗料」があります。どちらも高い耐久性を持ち、塩害だけでなく紫外線の影響を受けにくいのが特徴です。フッ素塗料は、一般的な塗料に比べて高価ですが、耐久年数が15~20年と長く、雨で自然に汚れが落ちるセルフクリーニング機能を備えています。一方、変性無機塗料はフッ素塗料よりもさらに高価ですが、耐久年数が20~25年と長く、同じく汚れが落ちやすい特性を持っています。これらの塗料は、他の種類に比べてメンテナンスの頻度が少なくて済むため、長期的なコストを抑えられるのが特徴です。

◇塗料の色は中性色を選ぶ  

塩害に強い外壁カラーを選ぶ際は、淡いベージュやグレーなどの中性色がおすすめです。これらの色は太陽光による色褪せを抑え、美しい状態を長く維持しやすい特徴があります。さらに、外壁の仕上げに撥水効果のあるコーティングを施すことで、塩分の付着を防ぎ、耐久性を一層高められます。

塩害対策を目的とした外壁塗装の施工事例

塩害対策
引用元:photoAC

海沿いの家では塩害が進行し、外壁塗装で新築のような美しさと耐久性が回復します。苔の繁殖を防ぎ、耐候性の高い塗料で塩害対策が可能です。

◇海沿いの家も外壁塗装で新築のように  

海に近い立地のため、塩害で屋根や外壁に深刻なダメージが見られました。屋根の塗装劣化が目立ち、外壁や軒天も苔で灰色がかかっており、さらに雨漏りの懸念もあります。まず、サーモグラフィーを使用して温度差を確認したところ、特に温度が低くなっている箇所で雨漏りの可能性が見受けられました。金属製のベランダは錆が進行しており、これも塩害の影響が顕著です。

作業は、足場を設置後に高圧洗浄で汚れを落とし、スレート屋根の補強を行います。外壁には「超低汚染リファインSi-IR」を使用し、汚れが付きにくく、雨で汚れが洗い流される特性を活かしました。また、近赤外線を反射する効果により、夏の暑さが軽減されます。ベランダには防サビ塗装を施し、付帯部の玄関ドアや水切りもイメージチェンジで白から黒に塗り替えました。

◇外壁塗装で苔の繁殖も防止  

北側の外壁には、苔による変色や傷みが広範囲にわたって見られました。陽の当たりにくい北側は苔が繁殖しやすく、また海が近いため塩害の影響も考えられます。塗装には、苔の繁殖を防ぎ、塩害に強い耐候性を持つ「スタッコフレックス」を使用しました。

まず、下塗り材を塗布し、仕上げ塗料の密着性を高め、クラックへの追従性を確保するために弾性を持つ下塗り材で基盤を作りました。仕上げ塗装を2回塗り、弾性性能が高く微細な亀裂を埋めます。工事完了後は外壁が塩害から守られ、苔の繁殖を防ぎ、耐久性が大幅に向上しました。

山口県下関市にあるおすすめの外壁塗装会社3社

こちらでは、下関市、山口市、宇部市、山陽小野田市で信頼できる外壁塗装会社を3社紹介します。

◇株式会社オムラ

株式会社オムラ
引用元:株式会社オムラ

株式会社オムラは、下関市でNo.1の施工実績を誇り、グッドデザイン賞も受賞した外壁塗装業者です。元職人の社長と一級建築士が在籍し、外壁・屋根塗装だけでなく、雨漏り対策や防水工事、内装リフォームまで幅広く対応しています。

会社名株式会社オムラ
所在地〒751-0817
山口県下関市一の宮卸本町3-18
電話番号0120-221-256
公式ホームページhttps://omura-paint.com

地域密着型の職人直営店として、お住まいを長持ちさせるメンテナンス工事を得意としています。また、工事の際は、お客様と事前にスケジュールを決め、近隣への挨拶も徹底しています。

株式会社オムラについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

有資格者による建物診断や品質の高い施工のオムラ

さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。

株式会社オムラの公式ホームページはこちら

◇株式会社本山塗装(カラークラフト)

株式会社本山塗装
引用元:株式会社本山塗装

株式会社本山塗装は、お客様とのコミュニケーションを重視し、どんなに小さな相談にも丁寧に対応する、信頼できる外壁塗装会社です。施工では、築年数や基礎の状態、ひび割れ、家の歪みなどを細かく調査し、最適な施工プランを提案します。特に下地処理にこだわり、汚れやサビをしっかり落としてから塗装を行います。

会社名株式会社本山塗装
所在地〒752-0942
山口県下関市長府四王司町8-19
電話番号0120-235-255
公式ホームページhttps://www.colorcraft-paint.com/

また、塗料はメーカー指定の希釈率を厳格に守り、最高の状態で施工。ベテラン職人による高品質な仕上がりが特徴です。さらに、施工後には保証書が発行されるため、万が一のトラブル時にも安心です。

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◇株式会社シモバン

株式会社シモバン
引用元:株式会社シモバン

株式会社シモバンは、昭和46年創業の建築板金業者で、屋根工事と外壁工事を専門に手がける会社です。高い技術力と丁寧なサービス、的確なアドバイスを提供し、お客様の満足を第一に考えています。

会社名株式会社シモバン
所在地〒751-0818
山口県下関市卸新町6-5
電話番号083-229-0070
公式ホームページhttp://www.shimoban.jp

板金業者としての強みを活かし、屋根の漆喰工事や雨漏り修理、葺き替えなど、幅広い施工に対応できます。お客様の要望に応えられるよう、技術力の高いスタッフの育成にも力を入れています。

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海沿いの家は塩害による建材の劣化が進行し、金属部分の腐食、コンクリートのひび割れ、外壁や塗装の劣化が目立つため、早期の点検と対策が必要です。特に金属屋根や外壁は塩害の影響を受けやすく、サビが進行し建材の強度が低下します。コンクリート造の住宅も、塩分が浸透すると鉄筋が錆びて膨張し、ひび割れや剥がれが発生します。また、壁や塗装は潮風で塩分が付着し、雨で洗い流されないことが多いため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

塩害が特に強い地域では、外壁塗装での対策が重要で、塩害に強いフッ素塗料や変性無機塗料の使用が推奨されます。これらの塗料は耐久性が高く、汚れが付きにくい特性を持ち、長期間のメンテナンスを減らせます。さらに、塩分の付着を防ぐために中性色の塗料が選ばれ、耐久性を向上させます。

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