外壁塗装でエアコンカバーも塗装する?エアコンカバー周辺を塗装する際の注意点 | 山口エリア外壁塗装会社ガイド
外壁塗装の基礎知識
外壁塗装でエアコンカバーも塗装する?エアコンカバー周辺を塗装する際の注意点
公開:2024.11.26 更新:2024.11.26
エアコンカバーは、エアコン室外機のカバーを指し、直射日光を防ぐことで電気代の節約や機器の劣化防止に役立ちます。カバーには箱型の「ルーバー」や屋根型があり、おしゃれな外観にもなります。
外壁塗装を行う際は、エアコンカバーを取り外し、隠れている外壁部分をしっかり塗装することで、耐久性が向上します。カバーを塗装しないと劣化や塗装の剥がれが生じるリスクがあり、追加料金の確認やエアコンの買い替えは塗装後がおすすめです。
目次
エアコンカバーとはどこの部分?
エアコンというのは通常の場合、室内機と室外機の2台がセットになっているものです。リフォームなどで外壁塗装をする際には、エアコンカバーも塗装する場合があります。
◇エアコンカバー
エアコンカバーには、エアコン室外機用のカバーと配線カバーの2種類があります。室外機カバーは、直射日光が当たる場所に設置された室外機の温度上昇を防ぎ、電力消費を抑える効果があります。一方、配線カバーはエアコンの配管を保護し、見栄えを良くするためのものです。
配線カバーは壁に設置されているため、外壁塗装時に配線カバーが問題になる場合があります。このカバーを塗装するかどうかは、塗装業者によっては、異なります。
配線カバーを塗装する場合、外壁との色調を合わせて仕上がりが統一感のあるものになります。一方で、カバーを塗装しない場合、経年劣化により見た目が損なわれる可能性があります。事前に業者と相談し、配線カバーを塗装するかどうかを確認することが重要です。
◇配管カバーの塗装方法
外壁塗装では、配管カバーの取り扱い方は以下のいずれかになります。
・配管カバーを塗装しない場合
配管カバーを塗装しない業者の場合、作業開始時に配管カバーをマスキングして外壁塗装を行います。ただし、外壁の色が濃い場合は、配管カバーとの色の差が目立つ可能性があり、仕上がりの見た目に影響することがあります。
・外壁と配管カバーを一緒に塗装する場合
外壁と配管カバーを一緒に塗装すれば、マスキングの手間が省けて作業時間を短縮できます。しかし、塗装後にカバーが壁にくっついてしまう可能性があります。また、カバーの裏側は塗装されないため、カバーを取り外した際に塗り残しが目立つというデメリットも考えられます。
・配管カバーを取り外して塗装する場合
カバーの裏側まできれいに塗装するには、配管カバーを一度取り外して作業する方法が最適です。ただし、配管カバーが劣化している場合、取り外しの際に破損するリスクが伴います。
これら3つの選択肢の中から、自分の好みや予算に合った方法を選ぶことが重要です。外壁塗装の仕上がりや耐久性に影響するポイントでもあるため、業者選びの際には、それぞれのメリット・デメリットを考慮して慎重に検討しましょう。
エアコンカバーの塗装に関するトラブル
エアコンカバーを塗装するかしないかは、業者によって判断が異なります。塗装しないと劣化しやすくなったり、買い換える際に塗装していない部分が露出したりといったトラブルが生じることがあるため、注意が必要です。
こちらでは、山口県で外壁塗装をご検討中の方のために、エアコンカバーの塗装に関するトラブルをご紹介いたします。
◇塗装しないと劣化しやすくなる
エアコンカバーは外壁と同様に直射日光を受けるため、劣化しやすい傾向があります。そのため、外壁と一緒に紫外線に強い塗料で塗装を施すことで、エアコンカバーの寿命を延ばすことが可能です。ただし、エアコンカバーを取り外さずに塗装すると、裏側の壁部分が塗装されずに残るため、必ずエアコンカバーを外してから外壁を塗装し、その後にカバーを塗装することが重要です。
また、エアコンカバーの裏側を塗装せずに放置すると、湿気や雨水が入り込む原因となるため注意が必要です。
◇買い替えで塗装していない部分が露出する
エアコンを買い替える際に、エアコンカバーも新しくする場合があります。エアコンカバーの下を塗装しておかないと、買い替えの際に塗装していない、塗装が施されていない部分が露出して目立ってしまいます。
エアコンカバーの下を塗装して外壁の耐久性もアップ
エアコンカバーの下も塗装することによって、外壁の耐久性がアップするだけではなく、塗装が剥がれにくくなり、しかも住まいの美観を保てます。
◇外壁の耐久性が向上する
エアコンカバーで覆われているからと言って、エアコンカバーの内側が劣化しないわけではありません。他の部分と同様に紫外線や雨水の影響を受けるため、耐久性を向上させるためにもしっかりと塗装しておくことが大切です。
◇外壁塗装が剥がれにくくなる
エアコンカバーの下を塗装していないと、塗装している部分としていない部分に境目が生じます。境目があると、境目から外壁塗装が剥がれやすくなってしまうため、きちんと塗装しておかなければなりません。
◇住まいの美観を保てる
エアコンホースカバーの下が塗装されていない場合、外壁とホースカバーの色が異なり、見た目が悪くなることがあります。そのため、事前に塗装を施すことで、外観を美しく整えることができます。
業者の中には エアコンカバーを外さずにそのまま塗ってしまうところもあるため、外壁塗装を依頼する前に必ずエアコンカバーの塗装について確認をしておきましょう。
エアコンカバー周辺を外壁塗装するときの注意点
エアコンカバー周辺を外壁塗装するときには、塗装方法をよく確認するだけではなく、追加料金が発生するのかどうかを明確にしておくことが重要です。また、エアコンを買い替えるのであれば、外壁塗装が終わった後がおすすめです。
◇塗装を依頼できるか確認する
エアコンカバーの塗装をしない業者もいるため、カバー塗装の依頼にも対応してくれるか事前に確認することが大切です。依頼が可能な場合は、どのような塗装方法になるかも確認する必要があります。
例えば、エアコンカバーを塗装する際には、まずカバーを外してから塗装をすると細部まで美しい仕上がりを期待できます。
◇追加料金を明確にしておく
エアコンカバーの取り外しは外壁塗装業者の作業範囲外であることが多く、そのため追加料金が発生する場合があります。エアコンカバーの取り外しと再設置にかかる費用は、通常1〜2万円が目安です。
また、外壁とエアコンカバーでは素材が異なるため、専用の塗料を用意する必要がある場合があります。この場合、塗料代も別途費用がかかるため、最初の見積もりの際に明細を確認しておくことが重要です。
◇エアコンの買い替えは外壁塗装後がおすすめ
外壁塗装を行った後に、エアコンを買い替えエアコンカバーを取り付けば、カバー内部までしっかりと塗装された状態になるため、仕上がりが美しく保たれます。一方、エアコンカバーを取り付けた状態で外壁塗装を行うと、カバーの内部が塗装されないままとなる可能性があります。
エアコンカバーは、エアコン室外機や配線を保護するための部材です。特に外壁塗装時には、配線のエアコンカバーの扱い方によって、塗装全体の仕上がりや建物の寿命に大きく関わるため、適切な対応が求められます。
エアコンカバーの塗装方法には主に3つの選択肢があります。まず、カバーを取り外さずに外壁だけを塗装する方法では、作業時間を短縮できますが、経年劣化でカバー部分が目立ちやすくなる可能性があります。次に、外壁とカバーを一緒に塗装する場合、色調が統一される利点がありますが、塗装後にカバーが壁に張り付くリスクや裏側の塗り残しが発生することがあります。
最後に、カバーを取り外して塗装する方法は、細部まで均一に仕上げられる最も美しい方法ですが、取り外しの際にカバーが破損するリスクが伴い、追加料金がかかることがあります。
配線カバーの劣化を放置すると、見た目が損なわれるだけでなく、耐久性にも悪影響を及ぼします。そのため、塗装業者との事前相談が重要です。業者によっては、エアコンカバーを塗装範囲に含めないこともあるため、対応可否や費用の内訳を確認し、外壁塗装の見積もりに明確に含めることが推奨されます。
さらに、エアコンカバーを取り外して塗装することで、外壁の耐久性が向上し、紫外線や雨水の影響を受けにくくなります。塗装が剥がれにくくなることで、建物全体の美観も長く保てます。
これらを踏まえ、エアコンカバーの塗装を含む外壁塗装を検討する際には、仕上がりの質や予算に応じて最適な方法を選ぶと同時に、業者選びに慎重を期することが求められます。細かな事前確認が、住まいの美観や耐久性を守る鍵となるでしょう。
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